前の記事「添乗員に向いている度診断!(独断と偏見による)」「添乗員に向いている度診断」の質問内容と回答結果の解説!」の続きです。先にそちらをお読みください。
「添乗員に向いている度」が低くても、添乗員にはなれます
診断結果はどうでしたか?
ちなみに私は「添乗員になる前の自分」と「添乗員をしていた頃の自分」を想定して診断したところ、結果はどちらも50%でした。それでも海外添乗員として18年近く、国内バスツアー添乗員として1年くらい続けることができました。
いま思えば、私は添乗員にそれほど適性はなかったんです。また、添乗員時代に自己分析と改善点の把握、弱点克服の正しい努力ができていなかったため、長く続けるほどに消耗して空回りが増え、退職することになりました。
添乗員にならなければ行くことができなかった場所や出会えなかった人たち、できなかった経験も多いので、「向いていなかったけれどやっぱり添乗員になって良かったな」と今でも思っています。
でも、「これから添乗員を目指したい」という人にや新人添乗員さんに対して何か言える機会があるなら、
「素晴らしい仕事だから是非やったほうがいいよ!」とは言いません。
「想像以上にハードな仕事だから、やりがいを感じられそうならやってみてもいいけど… 添乗ひとすじは危険かも!他の道を確保しておいたほうがいい!」と言うでしょうね。
添乗はのめり込みやすい仕事なので、仕事を頑張るうちに心身がボロボロになってダウンする人もいれば、婚期を逃してしまう人もいます。いっぽうで、自分の人生における添乗の重要度を冷静に考えてバランスをキープしている人は、より長く添乗員として仕事をすることができ、ベテランとして貴重な存在となっていきます。
私が個人的な経験から独断と偏見で作成した「添乗員に向いている度診断」。
向いている度が低かった人も高かった人も、無理をしすぎないように気を付けて、添乗がんばってみてください!
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