2015年11月13日夜、パリで同時多発テロが起こりました。11月16日現在、死者129名、怪我人352名(うち99名は重態)と報道されています。
ヨーロッパのクリスマスマーケットのシーズンを前に、海外旅行予定の方も多いですよね。不測の危険情報を素早くキャッチするためには、どうしたら良いのでしょうか?
◆外務省海外安全ホームページをチェック
外務省ロゴ by File:Seal of the Ministry of Foreign Affairs of Japan.jpg – Wikimedia Commons
外務省の海外安全ホームページは旅行計画の段階からチェックして、出発直前にも再確認してください。
どのエリアで何があったか知っておくことは「危険性のある場所を避けて行動する」ために大切なことです。
◆旅行先でのインターネット環境を保つ

海外でもwi-fiを利用して自分のスマホやノートPCで最新情報を随時得ることもできます。
バッテリーがなくなったり、
wi-fiがうまく使えない場合もあるので出発前チェックは必要ですが、
旅行先でもインターネット環境をなるべく保つことを心がけてください。
◆旅先での在外公館の連絡先を控えておく
外務省ホームページに一覧があります。
旅先での日本大使館・領事館の住所・電話番号程度は
メモしておいてください。
大規模な災害やテロとは無縁としても、
パスポートを紛失・盗難した際も在外公館は必要不可欠な場所です。
在外公館の一覧はこちら。PC用 (2015年11月現在PC用のみ)
外務省のメールサービス「たびレジ」
日本外務省は、2014年6月から「たびレジ」という
メールサービスを開始しました。
「いざという時、在外公館などから緊急時情報提供を受けられる海外旅行登録システム」です。
3ヶ月未満の短期海外渡航者を対象としたものです。
海外の緊急事態(災害・大規模事故や事件、テロやクーデター)と、
緊急事態にどんな行動を取ればいいのかなどを
メールで配信してくれます。
旅行者本人だけでなく、
日本にいる家族などにパスワードを事前に教えておけば、
安否確認も可能となります。
滞在が3か月未満の海外旅行や出張に行く人に、必ず登録して欲しいのが、外務省海外旅行登録「たびレジ」です。「たびレジ」に登録すると、渡航先の在外公館等から登録された連絡先に、渡航先で役に立つ情報が無料で送られてきます。今回は、「たびレジ」の概要や登録方法、渡航前の安全対策について、ご説明します。
海外旅行や海外出張などの際には必ず登録しておくことをおすすめします。登録はこちら。
海外安全アプリも2015年7月からリリースされました。
こちらからダウンロードできます。海外安全アプリの配信について
◆3ヶ月以上滞在なら在留届を
ORRnet – インターネットによる在留届電子届出システム
「在留届」を外務省に提出しておくことで、
一斉通報・安否確認のためのショートメッセージサービス(SMS)を、
一部の国で受け取ることができます。
一斉通報・安否確認のためのショートメッセージサービス(SMS) 運用開始について
一斉通報のみ:インドネシア,韓国,中国(香港を除く),米国,マレーシア(将来的にはそれらの国でも安否確認を可能にするシステム開発中)
※米国の Verizon 社の携帯電話を除く
安否確認も可能な国:オーストラリア,シンガポール,タイ,フィリピン,ベトナムの 5 か国及び香港・台湾
在留届についてはこちら。
◆忙しい出発前でも忘れずに登録!◆
Madrid Barajas Airport by Lauren Manning
海外ツアコン・個人旅行者・海外留学や海外出張・海外居住をする方は要チェックの
「たびレジ」と「在留届」
出発前はバタバタしてしまいがちですが、お忘れなく!
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